そろそろ塗り替え時かも…？外壁塗装の劣化のサイン

外壁塗装の必要性を知っていても、どのタイミングで行なえばよいか迷ってしまう方も多いでしょう。

外壁塗装の塗り替えタイミングは、家の築年数と外壁の劣化状態で判断できます。

具体的な劣化状態の例を挙げて解説するので、外壁塗装のタイミングの見極めに役立ててください。

 

築年数

外壁塗装の寿命と言われてもよくわからない方も多いのではないでしょうか。
そのようなときは築年数を目安に、築10年前後で外壁塗装を行なうのがおすすめです。

 

新築住宅の外壁に使用する主な塗料の耐久年数は約10年です。

 

塗料によって耐久年数は異なり、アクリル塗料では約4～7年とさらに短くなります。塗膜が劣化してくると、家を雨水や紫外線などから守れなくなります。

高価な塗料を使っていても、紫外線や雨雪にさらされた外壁は想像以上に劣化が進むため、注意しましょう。

 

劣化の状態

一般的な外壁塗装を行なう目安は、塗装時期から約10〜15年程度経った頃ですが、塗料や外壁の置かれた環境によって劣化の進行は異なります。

外壁が色あせていたり、触ったときに白っぽい粉が付いたりしたら、劣化が進んでいるサインです。

他にも以下のような状態が見られたときは、10年経っていなくても外壁塗装を検討しましょう。

 

色あせ

外壁が紫外線によって劣化し、新築時もしくは再塗装時よりも色が褪せてきてしまった状態です。

水をかけた際に、外壁の色が濃くなる場合は色褪せが進行していると判断できます。

 

チョーキング

外壁を手で触り、その外壁の色がつく場合は、チョーキング現象が起きています。

紫外線により塗料の塗膜が粉状になり、この状態は塗膜本来の機能を完全に失っている状態で、水を吸い込みやすい状態といえます。

塗膜は防水性を担う成分ですので、塗装の防水性が低下していることを示します。

 

ひび割れ

幅0.3mm未満のごく小さなひび割れのことを「ヘアークラック」と言います。紫外線により塗装が劣化し、外壁材が雨水を吸収膨張、乾燥収縮を繰り返すことで起こります。

ヘアークラックは、下塗りで埋まってしまうため、特別な補修工事が必要ない劣化の初期症状と言えます。また、幅0.3mm以上のひび割れは「構造クラック」と呼ばれ、メンテナンス検討をする際には緊急度の高い劣化症状です。

外壁の劣化を加速させる要因となりうるため、早急に補修することが必要です。

 

塗膜の剥がれ・膨れ

画像のような塗膜の剥がれや膨れは、外壁塗膜の劣化のサインです。

劣化によって塗膜内部に空気や水が入り込み、乾燥して膨れあがったり剥がれたりして、見た目にも影響を与えます。放置してしまうと、雨水が外壁内部へ浸入し、ひび割れなどを発生させる可能性があります。

 

シーリングの割れ

シーリングとは、サイディングボードや窓のサッシなど、つなぎ目に使用されるゴム状の防水材です。劣化すると割れが起こり、目地部分から雨水が浸水する恐れがあります。

割れは紫外線のほか、地震などによっても起きる可能性があり、放置してしまうと木材や鉄筋を傷め、カビや腐敗が進むため注意が必要です。

 

外壁劣化の状態について詳しいことが知りたい方は、プロタイムズ浜松西店のスタッフブログ「塗り替えの必要性とタイミングについて」をご覧ください。

関連記事▶プロタイムズ浜松西店｜スタッフブログ
『 塗り替えの必要性とタイミング 』

 

 

また、プロタイムズ浜松西店では無料の外壁診断を行なっています。

「もしかしたら…」と外壁の状態が気になった方は、プロタイムズ浜松西店へお問い合わせください。

 

 

外壁塗装をするなら涼しい季節がおすすめ！

外壁塗装は、乾燥・硬化させる時間を十分に取らなければなりません。

温度や湿度によって塗装効率が変わるため、春・夏・秋・冬、各季節塗装を行なうメリットとデメリットがあります。

塗装中は窓の開け閉めができず、室内で過ごすことも考慮して季節を選びましょう。

 

春（3～5月）

晴れの日が比較的多くなる春は、外壁塗装に適した季節と言えます。

湿度が低く塗料が乾燥・硬化するまでの時間が短いため、塗装がスムーズに進むでしょう。ただし、春は塗装工事の発注が多くなり、工事費用が高くなる場合もあります。

希望日時に予約が取れにくい傾向があるため、春に外壁塗装を行ないたい場合は早めに塗装会社へ問い合わせましょう。

 

夏（6～8月）

雨が降ると塗装を施しても外壁から塗料が流れてしまうため、基本的に外壁塗装の工事は晴れの日に行なう必要があります。

6月は雨が多く、塗装工事ができる期間が限られて工期が伸びやすい月です。一方気温の高い7月・8月は、塗料の乾きが早くスムーズに塗装が進みやすい月と言えます。ただし、夏は台風や夕立が起こりやすいため、ベストとはいえません。

夏休みなどを利用して外壁塗装を終わらせたいのであれば、塗装中の過ごし方も考えて、よく検討してみてください。

 

秋（9～11月）

秋は比較的気候が安定するため、春と同じように塗料が乾きやすく、外壁塗装に適しています。

塗装中、窓を閉め切っていても涼しく快適に過ごせるでしょう。

外装塗装の予約が混み合い、希望の日程で工事ができない可能性があります。

繁忙期は工事費用が高くなりやすいため、早めに見積もりを取って検討しましょう。

 

冬（12～2月）

冬は太陽が出ても気温が低いため、塗料が十分に乾燥しない可能性があります。

外装塗装は5℃を下回ると行なえません。

工事の中断確率も高くなるため、外壁塗装には不向きといえるでしょう。ただし、オフシーズンなこともあり、工事費用が安くなる可能性がある点はメリットです。

工期が多少長くても、キャンペーンなどを利用して安く行ないたいという方にはおすすめです。