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2016.04.04
RC造とは建物の構造を意味しており、Reinforced Concreteの略語で、日本語では鉄筋コンクリート造と言う意味になります。
主にマンションなどの高層建築物で利用される構造ですが、3階建てなどの一戸建て住宅などでも利用されるケースが在ります。
RC造は柱や梁、壁、床と言った構造部分に、横揺れに強いと言われている鉄筋、そして圧縮に強いと言われているコンクリートを組み合わせることで、二つの強度により、耐久性を高める事が出来るなどのメリットが在ります。
因みに、鉄筋と言うのは金属で出来ているため、錆に弱いと言うデメリットが在りますが、鉄骨をコンクリートの中に入れる事でコンクリートはアルカリ性であるため、鉄骨の酸化腐食を防止する事が出来ますし、鉄骨は火に弱い性質が在りますが、錆と同じくコンクリートと一体化になることで強度を保てる事や、耐火性、断熱性などにも優れています。
また、大きな空間を作り出せることもRC造のメリットです。
マンションの構造体には大きく別けて鉄筋コンクリート造と鉄筋鉄骨コンクリート象の2つの種類が在ります。
鉄筋コンクリート造はRC造と呼ばれている構造で、鉄筋鉄骨コンクリート造はSRC造と呼ばれている構造になります。
因みに、鉄筋鉄骨コンクリート造は、鉄筋コンクリートの芯部分に鉄骨を内蔵した構造で、鉄筋コンクリート造と鉄骨造の2つの強度を合わせた構造になります。
尚、鉄筋コンクリート造は3階建てなどの中高層建築物に適しているため、一戸建て住宅の中でも3階建て住宅などでも利用されることも在ります。
一般的な一戸建て住宅は木材を利用して構造体を作り出して行きますが、木材は耐火性などに対して弱いと言う特徴が在りますが、鉄筋コンクリート造の場合は、コンクリートが鉄筋を覆っており、耐火性に優れた構造と言った特徴が在りますし、建物の階数が高くなることで地震の時の揺れなどを受けやすくなりますが、鉄筋コンクリート造は耐震性においても優れているため安心と言ったメリットを持ちます。
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