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2016.04.04
塗布量(とふりょう)は塗料の性能を最大限に引き出すために必要なもので、塗料には適正な塗布量で塗装を行う事で外壁に最適な塗膜を作り出してくれます。
塗料を製造販売するメーカーでは、塗料毎に耐久性と言うものが在り、この耐久性を保証するためにはメーカーが提示している条件をクリアする必要が在ります。
例えば、メーカーが提示しているスペックよりも少ない量で塗装を行えば塗料の膜は薄くなってしまい、外壁塗装の目的でもある外壁の耐久性を向上させると言う事が出来なくなります。
外壁の耐久性を高めるためには塗料に含まれている樹脂成分による膜が必要であり、適正な塗布量を使って外壁塗装を行う必要が在ります。
尚、適正な塗布量と言うのは、塗料のカタログなどに掲載されており、1平方メートル当たり0.5~1.0 kg/平方メートルと言った具合に記載が行われており、メーカーが推奨する塗布量を守ることで、外壁の耐久性を取り戻す事が出来る外壁塗装リフォームになると言う事です。
外壁塗装を依頼する側にとって塗布量(とふりょう)がどのくらい必要になるのかと言った事を知る人は少ないものですが、適正な塗布量でなければメーカーが推奨する耐用年数などを満足することは出来ないと言う事を知っておくことが大切です。
塗料のカタログなどには、対象となる塗料の使用器具、回数、そして標準塗布量が記載されており、使用器具がウールローラー、塗装回数が2回、そして塗布量が0.3~0.35(kg/平方メートル)と言った形で表記されている場合は、ウールローラーを使って2回塗る場合には、1平方メートル当たり、0.3~0.35Kgの塗料が必要と言う意味になります。
因みに、0.3~0.35kgと言った幅が設けられている理由と言うのは、塗装を行う外壁には凹凸が在るためで、塗料のコストなどを見積もりに掲載する場合など、塗装業者の担当者はこれらの情報を基にして、必要な塗料がどれだけになるのかと言った事を計算し、見積り額を割り出していると言われています。
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