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2016.04.04
点検口(てんけんこう)とは、天井や床下などに設けており、その裏スペースを点検確認するための入り口となる部分を言います。建物の維持やメンテナンス、電気設備などを保安をする上では必要となることも多く、建物が建設されると必ず設けられることが多い設備の一つです。
なお点検口(てんけんこう)はそれがあるのとないのとでは大きな違いがあり、建物のメンテナンスのしやすさにも当然、直結するため、維持管理のコストが違ってくる面もあります。しかも設備のあり方としては、後から無理して備えることも可能でもあります。
ただ大抵は建物の設計段階でそれを備えるのが一般的で、大きな建物では将来のことを考慮して、それを設けておくことは通常です。建設業者を評価する上では、点検口(てんけんこう)をどのような形で配置するかによって、その姿勢や施工技術水準を確認することが出来るといわれており、一般の人では見えない場所だからこそ、逆に重要な部分となります。
一般家庭で暮らしている家に点検口(てんけんこう)を設ける場合には、床や天井部分に設けることも可能です。その際、注意しなければならないのは、空きスペースがあるか、配管や配線が通っていない場所であるかの確認が必須となります。
大抵は、建設してくれた業者に依頼しますが、実際には日曜大工感覚で素人でも十分、行なうことが出来ます。また点検口(てんけんこう)では、その型枠をはめ込み自由に扉が開閉できる仕組みにするのが一般的ですが、ネットやホームセンターなどの場所で型枠自体が販売されています。
理想としては、天井の場合なら脚立などに上った状態で、上半身部分が入り屋根裏を覗けるのが理想です。なお屋根裏は暗闇の状態であるため、懐中電灯を照らすことで様々と見ることが出来ます。
特に雨漏りや配管からの水漏れ、空調のガス漏れなどのトラブルでは、点検口(てんけんこう)は多用されるべき存在となります。また電話回線やテレビ通信の配線、コンセントの増設工事などでも必要とされます。
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