一覧へ戻る
2016.04.04
金属サイディングとはあまり聞きなれない言葉ですが、家の外壁の種類の一つです。
そもそもサイディングというのは、外壁に張る板状の外壁材の総称です。モルタルやセラミック、ALCなど様々な外壁材がありますが、その中の一つとしてサイディングがあげられます。
サイディングにもさらにいくつかに分けることができ、金属系、窯業系、木質系などがあげられます。金属系は文字通り金属をし\利用したもので、軽量で強度の強いものが多いのが特徴です。窯業系のものは耐久性を高めるために、セメントなどに木片を混ぜてプレスで整形しており、表面はセラミックなどが塗装されています。木質系は天然の木材を塗装したもので、日本では木の呼吸を遮らないように、炭化処理をしたものが好んで使われています。
どのタイプのものを選んでもサイディング材は施工費用を安くすることができます。また外壁に張り付ければよいので、リフォームなどにも使いやすく、極めて施工性のよい材料です。
金属サイディングは他の外壁材と比べ、様々なメリットを持っています。
高い断熱性もその一つです。他の外壁材と比べると5倍以上の断熱性を持っており、夏は涼しく冬は暖かく暮らしたいならば、ぴったりの材質と言えます。また高い断熱性のほかに、強度もほかの材料に比べて強く、耐震性にも優れています。そのため同じ強度、同じ断熱性で他の外壁と比べた場合、必要とする材料も少なくて済み住宅にかかる重量も負担も減ってきます。
金属サイディングには特徴的な機能を備えたものもあります。例えばセルフクリーニング機能を備えたものがあります。これは外壁に汚れが付いていても、雨が降った時に汚れと外壁の間に水が入り込むようになっており、自然に汚れを落としてくれます。優れた断熱性能と通気性を実現させることで、壁の中の結露を防ぎ、住宅の劣化を防ぐタイプのものもあります。
このように特徴的な機能を備えて手軽に扱うことのできる金属サイディングは、おしゃれな外観も相まって最近では人気の外壁素材の一つとなっています。
各種クレジットカードを
ご利用いただけます
ペイペイが使えるようになりました