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2016.04.04
水や油に溶けないもので着色する際に使用される粉末のことを顔料(がんりょう)といい、水や油に溶けるものは染料(染料)と呼ばれ区別されています。
顔料(がんりょう)は特定の波長の光を選択的に吸収し、それを透過したり反射する色を変化させています。
塗料やインクに合成樹脂などに粉末状の顔料を混ぜることで着色をしており、バインダーやビークルまたは展色剤と呼ばれる溶剤などを主成分としている無色に近い原料と混ぜることで、塗装をするための塗料などの製品になります。
また有機顔料は化学構造的に紫外線や直射日光に弱く、屋外で直射日光に当たる場所においておくと色がなくなりやすくなります。
そのため塗料などに利用して住宅の外壁などに使用する場合は直射日光に当たるため、色あせたりする可能性があるので注意が必要なものになります。
無機顔料の場合は炭素を含まず色数が少なくなり鮮明な色が出にくいという欠点がありますが、色あせや耐久性に優れています。
住宅などの外壁はタイル張り以外の場合は、外壁塗装を行なうことにより被膜を作り雨などの水が住宅の中に入らないようにするなど保護的役割が多くあります。
しかし雨や風に直射日光による紫外線などを浴びているため耐久性が要求されるものであるため、塗料選びを行うことは大切なことになります。
塗料を色づけするためには顔料(がんりょう)を使用しますが、有機顔料(がんりょう)は色数が豊富であり鮮やかでありますが直射日光に弱く色あせしやすいため、外壁塗装をする際には色数は少なく鮮明な色になりにくいですが色あせしにくい耐久性がある無機顔料で色付けしたものを選ぶと色の変化が少なくて済みます。
しかし有機顔料をであっても色あせしにくく耐久性の高いものもあるため、塗料に使用されている顔料は確認することが大切になります。
また色づけ以外にも下塗り用の塗料に混ぜて使用するなどし塗膜を厚くするなどの下地の強化に使用されたり、防さび用の塗料に混ぜて使用されたりします。
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