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2016.04.04
見積り(みつもり)というのは、量や質、場合によると期間ややることなどを特定して、概算金額を計算すること、そしてそれをお客様などに提出することを言います。
その見積もり提出を一社だけにお願いした場合、安いのか高いのか、妥当なのか、などを判断する方法として、複数の会社に見積もり提出してもらうことを、相見積もり(あいみつもり)と言いますし、略してあいみつと言うこともあります。
なるべく安い費用で実施したいとか、できるだけ安いお金で入手したいというときに、使う手法で、業者が必要以上にマージンを取らないための防止策や、場合によると交渉によって発注者にとって条件を良くするための資料として使うこともあります。
ただ、とにかく安くしたいという一心で、取引上の信義則に反したような使い方をすると、おかしな結果を招く恐れもあるので、原則的には、同一条件で複数会社に見積もってもらい、金額のもっとも少ない会社に発注すると姿勢が大事になります。
相見積もり(あいみつもり)は、商品購入や工事の依頼などをできるだけ安く発注するための方法の一つですから、同一条件で複数の会社に見積もってもらうというのが大原則となります。
ただ、商品の購入や多少の付属品がつくようなケースではその通りですが、住宅の建設や改築などという場合は、必ずしも同一条件で揃えるということができない場合もあります。
業者によっては、使う建築素材へのこだわりもあるでしょうし、その建屋の建つ場所の気候や特殊な条件(たとえば海の近くなので塩害対策が必要とか)を考慮した提案が入るというようなこともあります。改築であれば、それまでの土台や柱などを活かして使うというところもあれば、この際すべて新しくした方がいいという主張をするところもあります。
こうした場合は、同一条件ということでなくなりますので、提案内容をじっくり検証し、お客さんである自分のことをどのくらい考えてくれているかを評価尺度にするのも有力な方法となります。
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