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2016.04.04
雨仕舞い(あまじまい)は、建築物などの内部に雨水が入り込んでしまわないようにすることです。
具体的には、屋根に適切な勾配をつけて雨樋を通じて雨が流れて行くようにしたりすることや軒を深くすることもそうです。
また、庇をつけることも雨仕舞い(あまじまい)に該当します。
雨水の流れる経路を正しく作っていないと、内部に雨水が入り込んでしまうため建築物にとって致命傷になります。
そのため、屋根に防水処理を施すことも重要視されています。
新築の際には、 雨仕舞いがしっかりと行われていても、経年劣化による腐食や損傷などの発生によって、雨漏りが起こってしまうこともあります。
雨仕舞いは、雨水が入り込んでくることを防止するだけではなく、雨水による汚れや雨濡れの防止対策することによって、それらの原因から起こり得る劣化を出来るだけ軽減する目的で用いられるようになり、効果もさらに広がって来ているのが現代の建築手法になって来ています。
雨仕舞い(あまじまい)を自分でもチェックする方法を知っておくと役立ちます。
まず、外壁とベランダ床に隙間がないかを確認してみましょう。
雨漏りや雨水の流れがきちんと処理できるかどうかも重要なポイントです。
また、アルミサッシと外壁の立ち上がり部分も同じく重要です。
もちろん、棟板金と屋根材との立ち上げり部分も重要ですが、目視では分からない場合もあるので、それだけ雨仕舞い(あまじまい)の技術を持っている施工業者を選ぶのが大切なポイントになります。
素人では、その良し悪しが分かりづらいため、出来るだけ専門用語を使う場合にもどういった意味で使われているものかの説明を丁寧にしてくれる業者を選ぶのが望ましいと言えます。
新築の場合ももちろんですが、特に雨仕舞のための修理の際は、将来的に見て雨漏りの可能性が今後あるかどうかも、全て施工業者選びの段階で決まることが多い施工ですので、よりいっそう業者選びは慎重に行う必要があると言えます。
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