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モルタル壁の基礎知識&メンテナンスについて
2024年01月20日(土)
モルタル外壁とは、水とセメントと砂を混ぜ
合わせた素材で形成されたます。
日本では1990年以前の戸建て住宅にて採用されていま
した。
現在は、新築外壁では窯業系サイディングが主流になっており、
モルタル壁が採用されることは少なくなっています。
味わいのある仕上がりが特徴のモルタル壁は、意匠性に優れ、窯業系サイディングのように外壁同士の継ぎ目(目地部分)がなくコーキングの補修が不要といったメリットがあります。
外壁はモルタル壁にしたい、あるいはモルタル壁の家にお住いの方も多くいらっしゃるでしょう。
今回は‥
・モルタル外壁の基礎知識
・メンテナンス方法
について解説します。
モルタル壁について詳しく知りたい方は必見です!
モルタル壁とは?
モルタル壁とは水1:セメント2:砂5の割合(適宜調整する場合あり)で混ぜ合わせた素材により作られた外壁です。
主成分がセメントのため丈夫なイメージがありますがモルタル壁
自体の防水性は低いという特徴があります。
そのため、塗装で表面に防水性を持たせており、塗装の劣化が始まると水が浸入するなど様々なトラブルを引き起こします。
モルタル壁のメリット・デメリット
■メリット
・意匠性に優れる
・質感が良い、味わい深い仕上がり
・金属製の外壁材と比較し壁表面が熱くなりにくい
・窯業系サイディングのように目地がなくコーキングの補修が不要
職人の手によって施工されることで、意匠性に優れた自分好みの家に仕上げることが可能です。
■デメリット
・ひび割れが発生しやすい
・仕上げにより汚れが溜まりやすい
・セメントが主成分のためモルタル壁自体の防水性は低い
・工期が長い
モルタル壁の大きなデメリットは、ひび割れが発生しやすいということです。
ひび割れから建物内部に水が浸入し雨漏りや建材の劣化に移行。
定期的な点検やメンテナンスが大切です。
モルタル壁の劣化症状とメンテナンス
・ヘアークラック
コーキング材をひび割れにすり込み隙間を埋めます。
・構造クラック
ひびの周囲をV字(U字)にカットし、コーキング材を充填し隙間を埋めます。
・チョーキング
塗膜の機能が低下しているサイン、高圧洗浄後塗替えをおこないます。
・浮き・剥がれ
浮き・剥がれはケレン作業等で除去した後、高圧洗浄後、塗替えをおこないます。
まとめ
これからお家を建てる方は、意匠性や雰囲気の良さだけにとらわれず、モルタル壁の特徴やメリット・デメリットをしっかりと把握しましょう。
現在、モルタル外壁のお家に住んでいる方はぜひ一度、お家の劣化をチェックしてみてください。
最後までご覧いただきありがとうございます。
浜名湖ホームサービス/プロタイムズ浜松西店 では
・一級塗装技能士
・外装劣化診断士
・雨漏り診断士、等
専門資格を有するスタッフによる無料の外装劣化診断を実施しています。
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