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ツートンカラーを成功させるポイントとは?
2025年03月08日(土)
「ご近所に負けないおしゃれな塗り替えがしたい!」
「せっかくの塗り替えだからイメージチェンジに挑戦したい!」
そんな方へのおすすめは外壁のツートンカラー。
ツートンカラーをおしゃれに仕上げるためには、いくつかのポイントがあります。
是非、この記事を読んでいただき
こだわりの色・配色で大満足のおしゃれツートンカラーを成功させましょう!
1.ツートンカラーでは配色に注意!
ツートンカラーでは配色が超重要、選んだ色の組み合わせにより「失敗した!」と思うことも‥。
以下のポイントを参考にイメージにマッチした配色を見つけましょう!
①調和がとれた同系色を選ぶ
ツートンカラーで選ぶ2色は、同系色がおすすめです。
同系色の配色にすることで色相に類似性が感じられ、調和がとれたまとまった印象になります。
※同系色:色相環の隣り合う色や近い位置にある色のこと
②セパレーションカラーですっきりまとまる
「選んだ2色がまとまらない‥」
そんな時は、2色の間に『セパレーションカラー』を入れてみましょう。
セパレーションの効果は、色同士を分離し2色の見え方を調整してすることです。
境界色を入れることで、それぞれの色は独立し効果的な配色へと変化します。
▪強烈すぎる配色を和らげる
▪弱すぎる配色を引き締める
セパレーションカラーには目立つ色ではなく、無彩色・低彩度色などを使用するとよいでしょう。
③色は最大3色まで
洋服のコーディネート同様、色は3色程度におさえるのがポイントです。
色の数が多すぎると、それぞれ色の主張がうるさくなり、まとまりが難しくなってしまうからです。
3色を選ぶコツは
▪ベース
▪アソート
▪アクセント
に分けて考えます。
ベースカラー(基調色)
一番大きい面積を占め目安は外壁全体の70%程度です。
赤や緑などの鮮やかな原色は不向きです。
▪高彩度で低明度なベーシックカラー
▪白やグレーなどの無彩色
▪地域の景観に配慮する
以上の点を考慮し選択するとよいでしょう。
アソートカラー(配合色)
建物全体の印象を左右する主役となる色。
ベースカラーの次に大きい面積の色で、目安は外壁全体の25%ぐらいを占めます。
アクセントカラー(強調色)
最も面積が小さい色で、目安は外壁全体の5%程度です。
個性的な印象を与えたり、全体を引き締める効果があります。
2.ツートンカラーに区切る場所
塗る場所によっても印象が大きく変化します。
ここでは、どのように塗ると、どんな印象を与えるのかをお伝えします。
①上下で色を分ける
ツートンカラーで塗装する際に、よく使われる塗り分け方法です。
上下で色を分けることで重厚感のある印象を与えることができます。
また、2階部分に明るい色を持ってくると、建物を広く大きく見せる効果があります。
最近では、縦に色を分けるツートンカラーの住まいも増えてきました。
縦に塗り分けるとスタイリッシュな印象を与えることができます。
②凹凸のある部分で色を分ける
ベランダや玄関まわりなど凹凸のある箇所で色を変える方法もおすすめです。
出っ張っている部分と、その他の部分で色を分けることで、立体感を感じさせることができます。
3.印象は付帯部の色で大きく変わる
外壁のように重要視されることはありませんが、付帯部の色により印象は大きく変化します。
例えば、雨樋を外壁と同色にする、又は窓などサッシに合わせるかで与える印象は変化します。
4.全体のイメージはシミュレーションがおすすめ
弊社では、色選びの際にカラーシミュレーションを活用しています。
実際のお住まいの写真を加工し、塗料色を選択すると実際に塗りかえたようなイメージが表示されます。
弊社では下記の流れでシミュレーションデータを作成しています。
①ご自宅の写真を撮影
シミュレーションしたいアングルからの写真を撮影、少し引いて撮影すると近隣との調和を確認することもできます。
②専用ソフトを使用して画像を加工する
撮影した写真を加工します。
塗り分けを検討している部分があれば、それぞれに色が入るよう設定します。
③シミュレーションの実践
加工したデータを使用しシミュレーションのスタートです。
お客様ご自身でスマートフォンやパソコンを利用してシミュレーションができます。
ご家族と相談したり、妥協することなく徹底的に色選びをしていただけます。
5.カラーシミュレーションの注意点とは?
カラーシミュレーションは全体のイメージの把握に有効です。
しかし、イメージを信じきってしまい
「思っていたような色合いではなかった‥」
ということも‥。
ここでは注意点についてお伝えします。
①ディスプレイにより色味は変化する
シミュレーションで表示された色は、ディスプレイやプリンターにより色の見え方が異なります。
シミュレーションは建物全体のバランス把握に効果的です、色味を確認する際は見本板の活用がおすすめです。
②「色の面積効果」などにも注意が必要
「色の面積効果」とは、塗布面積により色の見え方が変わってしまう視覚効果のことです。
例えば、見本板で見た色より、実際に外壁に塗ってみると薄く見えることがあります。
その他、室内や太陽光の下、日中と夕方など見る場所や時間帯によっても見え方は変化します。
「イメージと違った‥」
そんな事態にならないよう、色を決める際は
・カラーシミュレーションのイメージを信用しすぎない
・塗り板は室内ではなく、太陽光の下で見る
ことが大切です。
6.まとめ
外壁のツートンカラーに挑戦する際のポイントについてご紹介しましたが、参考になりましたか?
今回ご紹介したポイントを参考にしていただき、選んだ色により印象も大きく変化するツートンカラーで大満足の塗り替えをおこなっていただけたらと思います。
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