外壁塗料の耐用年数
外壁塗装に用いる塗料には、それぞれ耐用年数があります。 耐用年数とは、塗料を塗ることによってできあがる塗膜がしっかりと機能を果たす年数のことを言います。 耐久年数というのも同じ意味です。 現在外壁塗装に用いられている塗料の種類は、主にアクリル樹脂塗料・ウレタン樹脂塗料・シリコン樹脂塗料・フッ素塗料の4種類があります。 この4種類の中で、最も耐用年数が短いのがアクリル樹脂塗料で、耐用年数はおよそ5〜8年です。 つまり、一度アクリル樹脂塗料で塗装をすると、5〜8年たったらまた塗装をする必要が出てくるということです。 次に短いのがウレタン樹脂塗料で、6年~10年程度の耐用年数があります。 最近最もよく用いられているシリコン樹脂塗料の耐用年数は、およそ10年です。 塗料は、耐用年数が増えるにしたがって値段も高くなりますが、このシリコン塗料は、耐久性と価格のバランスが上手にとれた塗料として人気があります。 シリコン塗料よりさらに長い、15年程度の耐用年数を誇るのがフッ素樹脂塗料です。その上に20年~25年の耐久性を持つ無機塗料があります。値段が高くなる分外壁においては、2回塗り仕上げになりコストを抑えられます。 値段は高くなりますが、長持ちするため塗り替えの回数が少なくてすみますので、長い目で考えるとコストを削減できる塗料と言えます。