塗料のつやありとは?
塗装に使われる塗料には、つや消しとつや有りがあるということをご存知でしょうか。
つや消しは落ち着いた印象を与えるという特徴があるため
日本の和風な建物にもよく合います。
しかし、デメリットとして耐久性に優れていません。
つや消しは汚れが付きやすいためです。
では塗料につやがあるとどうなるのでしょうか。
つやがあると表面の凸凹が少ないため、汚れが付きにくくつや消しより耐久性があります。
また、つやがあると、反射を行うので光を吸収しないことにより、室温が上昇しにくくなります。
しかし、適度なつやは高級感も与えるので良いのですが、あまりにもつやがあると下品に見えてしまうこともあるので注意が必要です。
つや消しより耐久性に優れているつや有りですが、つやはいずれ消えてしまいます。
つやが消えれば、汚れは付きやすくなってしまうので、耐久性の面で差が出るのは塗装して最初の数年だけです。定期的な塗り替えが効果を持続させるということですね。
つや有りかつや消しか、どちらを選ぶか迷った時はつや有りを選ぶと良いのではないでしょうか。
つやがありすぎて後悔しても、いずれ消えてしまうので問題ないでしょう。