塗料による危険性~自然発火編~
周囲に火の気が全くないにもかかわらず、自然に発火してしまうことを自然発火といいます。近年、塗料を用いた後でこの自然発火減少が発生することが増えています。
日曜大工やDIYなどを休日の楽しみとしている人も多いでしょうが、その際に塗料を使用することも少なくはないと思います。塗料を使用して何かを塗装するという行為については換気や火の気を近づけないなどの安全対策をしていれば特に問題はありません。
しかし、塗料を使用した後の処理については注意が必要です。
たとえば、塗料を使用した後に手についたものを拭ったり、あるいははみ出してしまった余分な分をウエスで拭き取るということは珍しくはありませんが、それをそのままビーニール袋や空き缶に入れたまま放置してしまうのは自然発火の危険性が高まるからです。
なぜならば、塗装に使用するものの中には成分に油脂が含まれていることがあり、その油脂が参加することで熱を持ち自然発火してしまうことがあるあらです。
そのため、塗装をした後にはその後始末に十分に気をつけておく必要があります。