チョーキング現象の原因
皆さんは「チョーキング」という言葉を耳にしたことはありますか?
今回と次回にかけて、チョーキングについてお話していこうと思います。
そもそもチョーキング現象とは、壁や屋根を触ったときに白い粉のようなものが手についてしまう現象のことをいいます。
外壁の塗装は、主に3種類ほどの成分で構成されています。
例えば、合成樹脂や顔料と呼ばれるものです。
この比率や成分などの配合で塗料として大きな変化が出てきます。
合成樹脂は一定期間を超えてると劣化してしまい、はがれてしまいます。
そして、残った顔料や添加剤が外界に触れることによって白い粉のようになり、手で触れると、
まるでチョークの粉を触った後のように白くなってしまうのです。
このことから、チョーキングは主に塗料の劣化が原因と言われています。
また、業者による施工不良によって起こる場合もあります。
この場合は施工業者に一度問い合わせてみるのがよいでしょう。
いかがでしたでしょうか?
チョーキング現象は、施工不良でない限り、多くの方が直面する可能性がある現象です。
しっかりと対策をしておきましょう。
また、そのような現象を見かけたら、業者に相談することをお勧めします。