雨漏りは気付かないところでも発生している!?
大雨が降った夜に突然雨漏りが始まった、ということはありませんか?
室内にまで雨が入ってきてしまうのは非常に困るものですが、その際、屋根に問題が生じています。
屋根から水が入り込むのは、屋根の接着部分が緩むことが原因です。
ただ、このように目に見える雨漏りの経験がない方も、雨漏り対策を怠ってはいけません。
なぜなら、「目に見えないところで雨漏りが発生している」可能性があるからです。
雨が屋根以外から浸み込んでくるという場合、「外壁」が雨漏りの原因として考えられる場合が多いと言われています。
雨漏りというとやはり上からというイメージが強いですが、外壁からも雨は入ってしまいます。
そのため、屋根に問題がなかったとしても、外壁に問題が生じていることも考えられるのです。
実はデータによると、「外壁と開口部の取合い部」や「外壁と屋根の取合い部」からの雨漏りが原因の7割を占めていることが明らかになっています。
外壁からの雨漏りの原因の一つとして、「塗装の劣化」が挙げられます。
しっかりと塗装がされていないと、その隙間から雨が浸み込み、大雨だった際には雨漏りに繋がってしまうのです。
塗装が劣化していると、壁の中の金属などを傷めてしまうことにもつながりますので、定期的に外壁塗装をして対策を行いましょう。