弾性塗料の特徴とは
外壁塗装の塗料の種類というのは、かなり豊富であることをご存知の方も多いかと思います。
最近の塗料では、汚れがほとんどつかない塗料やさび止めの効果のある塗料も豊富に開発されていますよね。
今回は、塗料の種類の一つ、弾性塗料の特徴についてご紹介します。
まず、弾性塗料というのは、塗膜の厚さが通常の塗料の10倍もあり、名前の通り、ゴムのようによく伸びる塗料となっています。
この性質から、外壁の下地に亀裂が入った時でも、塗膜が伸びるので、ひび割れを埋めてくれます。
もちろんひび割れを埋めるということは、塗装のもちもよくなりますし、耐久性という面でも高くなるといえるのです。
特に、クラックが起きやすいモルタル壁には、弾性塗料を使用することが効果的で、コンクリートの外壁の仕上げなどによく使われる塗料となっています。
しかし、サイディングに弾性塗料を用いると、夏場、塗膜に熱がたまってしまい、塗膜の膨張の原因となってしまうので注意が必要です。
このように、ひび割れを軽減してくれる弾性塗料ですが、適した外壁をしっかりと見極めることが重要となってきます。
不適切な外壁に弾性塗料を進めてくる業者には注意をしましょう。