外壁塗装の流れとは ~中塗り~
外壁塗装の塗装部分の工程は3度塗りが基本となっています。
前回のブログで下塗りは塗料の密着性を高めたり、小さなひび割れを塞いだりといった役割があるとお話ししましたが、中塗りにはどのような役割があるのでしょうか。
今回は、外壁塗装の中塗りについて紹介します。
外壁塗装の中塗りの役割とは、下塗りと上塗りの中間に塗ることで、上塗りの下に平らな下地を作ることができ、上塗りの補強をするということです。
一般的には中塗りと上塗りは同じ色を使いますが、業者によっては違う色を使うところもあります。
同じ色だと、端の方などに塗り忘れがあっても気づきにくいですが、少し違う色で塗ることによって、もれなく3度塗りをすることができます。
また、美観という面で考えると、下塗りは透明や白色の塗料で塗りますが、中塗りで上塗りの色をしっかり出すという役割もあります。
一回の塗装で、下地が透けてしまい色がまだらになるということを防ぐ役割を担っているのです。
このように、中塗りは塗装工程の中で飛ばしてはいけない部分となっています。
見積もりの際に、塗装の塗りが3回になっていることを確認しておきましょう。