サイディングって何?
外壁塗装においてサイディングという言葉がよく耳にすると思います。
しかし、サイディングとはいったいどういう意味なのでしょうか?
今回それについてお話します。
住宅などの工事で耳にする言葉にサイディングがありますが、サイディングは何かというと建築物の板物外壁材の総称のことを指しています。
建築物の外壁材は構造によっても様々なものが用いられており、場合によってはコンクリート打ち放しなどの様に構造物そのものを仕上げとする場合もあります。
住宅などの場合には、現在、大きく、湿式工法と乾式工法とが用いられており、サイディングは乾式方法に属しています。
湿式工法の場合には、例えばモルタルなどで下地を作った上に塗装やタイル等での仕上をする必要がありますが、乾式工法では下地となる木材にそのまま取付を行うために工期が早く、また、ある程度の経験があれば熟練工でなくても施工が行えるメリットがあるのも事実です。
その種類としては、主に、窯業系と金属系が多く用いられており、厚みによっても金額は異なってきますが、それぞれにメリットやデメリットがあり、選択をする場合には十分に特徴を理解した上で判断をすることが必要になります。
また、サイディングそれ自体で仕上げとなるものがほとんどとなっていますが、工法によっては塗装や塗り壁、タイルの下地として用いられる場合もあります。