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2016.10.10
外壁塗装を検討していると、「断熱塗料」と「遮熱塗料」の二つの言葉をよく耳にすると思います。
字面からは同じ意味を持つ言葉のように見えますが、実は熱を室内に入れない点では同じでも細かい意味は異なります。
この違いを押さえておけば、重要視したいメリットにあった塗料を選ぶことができますので、ここで理解しておきましょう。
一般的に、熱伝導を防ぐことを「断熱」といい、熱放射を防ぐことを「遮熱」と言います。
つまり、「断熱塗料」とは、熱伝導率の低さを利用したものです。
夏には、太陽光からの熱を塗膜に溜め込んで、室内に熱が入りにくくしている、という構造になっています。
断熱塗料が施されている壁では、徐々に塗膜の温度が上昇し、冷めにくく、気温が下がった夜間に熱を放出するのです。
断熱塗料の構造上、ヒートアイランド現象には不向きと言われています。
しかし、断熱塗料であれば、塗料そのものの役割だけでなく、空気層での温度低減が働くので、表面の経年劣化が進んでいても、ある程度効果は持続します。
また、冬であれば、室外へ熱逃げを抑え、保温してくれます。
これは、断熱塗料によって、空気層が作られるので、室外の熱が入りにくいのと同様に、室内から室外へ熱が逃げにくい状況を作っているのです。
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